Memorism Processor

SOP
(Set Operating Processor)

SOP(Set Operating Processor)は、画像やテキストなどのデータから意図したパターンの検出を得意とするプロセッサです。

SOP(Set Operating Processor)とは

SOP(Set Operating Processor)とは、画像やテキストなどのデータから意図したパターンの検出を得意とするプロセッサであり、欠陥検出や異常検知、顔認証や車載用の画像認識システムなど、あらゆる場面で活用できます。

パーターン認識について

パターン認識

パターン認識は知識処理の原点です。
パターン認識の一番基本的な手段はパターンマッチングですが、CPU(GPU)はパターンマッチングが苦手(非効率)です。

出展:日経エレクトロニクス

ハードウェアパターンマッチング

パターン認識は複雑なアルゴリズムを用いるか、深層学習に頼らざるを得ません。
ハードウェアによる高速なパターンマッチング処理ができると認識技術の根源的な進化が図れます。

SOPのパターンマッチングとチップ構成

SOPのパターンマッチングは、空間条件(データの位置)を含め集合演算(Set Operating)します。
色とその位置を曖昧にする事により、人間に近い認識が可能になります。
この概念(定義)であらゆる情報のパターンマッチのハードウェア化が実現できます。

SOPのパターンマッチングでは、すべてのピクセルが①~③の演算を並列に計算するので超高速な演算が可能になります。

SOPのパターンマッチングでは、全ピクセル完全並列での集合演算(広義のパターンマッチング)を実現いたします。
ソフトウェア処理では数十m秒かかる処理が、0.5μ秒~数μ秒で可能です。

SOPの応用例

SOPは様々な物体検出、文字認識、顔認識などに応用が可能です。
SOPを利用する事で、ノートPCに比較して1万倍も高速で消費電力は1W程度の超省電力。
今後の機械学習や深層学習に代わる新AI技術として利用していただけます。

応用一例

物体検出:エッジ検出、コーナー検出、領域検出
文字認識:パターン検出
顔認識:パターン検出
汎用認識:組合せ検出

物体検出:エッジ検出
顔認識:パターン検出
物体検出:コーナー検出
物体検出:領域検出
文字認識:パターン検出
SOPの特徴検出・認識・抽出能力

カラー&グレースケール:任意エッジ、任意コーナー、任意領域、任意パターン

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